マドモワゼルバタフライ 1 (花とゆめCOMICS)

マドモワゼルバタフライ
小椋 アカネ
白泉社 (2005/08/05)
売り上げランキング: 9,657
おすすめ度の平均: 5
5 現代版蝶々婦人
5 夢中になれる物語です

新鋭、小椋アカネ先生の初単行本作品。
まさに蝶々かわいいよ蝶々。
以前感想を書いた花の名前にけっこう似た感じ。年上の男とかね。
個人的にはこっちのほうが好みかなぁ。
兎にも角にもまずは健気な蝶々さんに萌えてください。話はそれからです。
そいではお話へ。
お話そのものの流れは1話目こそお決まりの感じですが、物語中の形容とか結構好きです。
蝶々だから子供といわず芋虫とか、認められた印は刺青とかね。直接的に言わない美しさってあるでしょう。
刺青入れたか入れないかも1話のみで考えたら直接的に言ってるんではなく暗にですからね。
2話以降も色々な展開があってシリアスだったりほのぼのだったり入り交ざっていい感じ。
自分では話作りのセンスはないと語っている小椋先生ですが、いや十分に上手だと思いますよ。少なくとも俺は。
併録されている「きみの思い出」も情緒的な作品、絵は現在と比較すると荒はあります(でも十分綺麗です)けど核の部分はこの時点から輝いているなぁと思いました。