ハクバノ王子サマ 1 (ビッグコミックス)

ハクバノ王子サマ 1 (1)
朔 ユキ蔵
小学館 (2005/08/30)
売り上げランキング: 19,393
おすすめ度の平均: 5
5 萌える32歳

前作つゆダクは実用性重視だったけど、今作はしっかり物語になりそう。
構成はもう直球ストレート、婚期を逃した30代女教師が新任の男性教師(20代)のちょっと勘違いのアプローチを受けてハッスル!みたいなね。
いや、やっぱり女性を女性らしく描くんじゃなくて"人間"としての女性、汚いと
ころ美しいところ、まとめて描いている。ビール飲みてぇんだよーってか。
まぁそれは近頃のドラマやらのメディア媒体では稀有なことじゃなくてむしろスタンダード化してきてるけど、スローダンスとかホタルノヒカリとか。
ともすると昼ドラのようなおばちゃんが喜びそうな不倫劇、略奪愛(まぁ婚約ですけど)にもなりかねないけど、そういう傾き方をしてないのは安心。
テーマは一般的でも仕掛けが多い分興味を惹かれるなぁ、監視役なのか?ことみちゃん、その他大勢の女子高生、黒沢先生、タカコサマと同年代の奥さんとまぁなにさ、この仕掛けの数は??どういう風に進んでいくか分かりません。
まっとうな予想は立ってもそのとおり行くっていう確信もないしな、だからいまのところ評価はし辛い状況です。
だけどその安定しているようで安定していない感覚が、ついつい読んでしまうのです。次巻以降に期待。