浅野いにお先生サイン会in SHIBUYA TSUTAYA

先日12/17はSHIBUYA TSUTAYAで行われた浅野いにお先生のサイン会に行ってきました。
先生の作品はGX時代の「素晴らしい世界」から追いかけていたので、お話も聞きたいし行ってきました。
開始5分前という少々遅めの到着だったのですが、当日は整理券番号順の整列のためあまり関係なし。
正直ユーザーさんはどっちがうれしいんだろう?個人的には整理券番号順が親切なのかなとも思う。店としても何時間も前から並ばれるよりは良いし。
ただそれをやっていた書店はいままでブックファースト新宿ルミネ2店、SHIBUYA TSUTAYA書泉ブックタワータコシェ(これは特殊か)くらいなもんで大半が当日の到着順だと思う。
全体の中盤くらいだったので係員の指示で並ぶがあまりイベントが行われてないのか若干手際が悪い、2、3回「ここにいってください」の連続で盥回しにされた感がありました(^^;
並び終わってからは速いペースで進む、ぐるぐる店内歩いて30分後には私の番、早いぞ〜。
浅野先生は20台前半といった感じの今時の若者といった感じ。
誰に似てるというか今時の青年です、とにかく。
多分に漏れず質問ターイム

「今回のソラニン、ちょっといままでのGXで連載していた2作とは作風も絵の感じもクッキリした感じでちょっと違っていますが、やはり週刊、隔週連載に移行するにあたって心境の変化などがあったのですか?」
「いや、やっぱり同じものばっかり書いても飽きちゃうでしょ?」
「なるほど(心の中で意図的だったの!?と衝撃)」
「ちょっと話が変わるのですが先生はネットでの自分の作品の感想とか読んだりしますか?(そういえばこういう質問するのは初めてでした(^^;))」
「いや、ウチネット繋がってないんすよ、でもたまに見ますよ。」
「そうですか〜、いや、今日はありがとうございます!」
「はい、これからもよろしくお願いします!」

浅野先生はしゃべりもハッキリとしていて本当好青年という感じ。
あるおっさんから見たら茶髪のちゃらちゃらとしたにいちゃんなのかもしれないけど、誠意の有る対応だったりしっかりした挨拶だったりはそれとは対照的で、凄く良かったです。
時間の都合上結構なハイペースで進んでいたので(150人を1時間半で回す予定)ゆっくりと話せませんでしたがとりあえず聞きたいことは聞けました。
ソラニンでの絵がくっきりとした印象を受けたこと、そしてお話の色としても前2作とは変化したことに若干の違和感を覚えたのですが、それは作者の意図的な変化であったというのが驚き。
自分の推測が全く別の方向を向いていて、全くチャレンジングだったということが予想の2、3歩先を行っていた。
そして、その変化を意図的に出しているということが稀有な才能の証明かとも思えた。
それに追随してソラニンが比較的賛否両論入り混じる感想が多いのを見かけるのでネットでの評価をみているか?
と聞いてみたのですが些か失礼だったかも(^^;
でもクリエートする側がユーザーの評価を知るというのはごく一般的なことだしよかったのかな?
なんにせよソラニン否定派も肯定派も、チャレンジのステップの作品として見守ることが重要だと思います。
SHIBUYA TSUTAYA小学館の皆様、浅野いにお先生、ありがとうございました。m(_ _)m