電子遊戯黙示録

電子遊戯黙示録
電子遊戯黙示録
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マツダ
宙出版 (2005/06/25)
売り上げランキング: 1,067

クソゲーの魅力を伝えるゲーム悪魔「テイル」と良ゲーの魅力を伝えるゲーム天使「テセラ」がインドア派の少年「諫(いさめ)」のもとで大騒ぎ、ってな感じです。
月刊コードエクスプレスに連載していたらしいのですが、生憎その雑誌しりませんでしたよ。残念ながら廃刊してしまったようですが。調べてみると改造コードの乗った雑誌(笑。
そいで、そいつに掲載されていたやつにプラス書き下ろしって感じですね。
内容的には完全に好き嫌いを選びますね、好き嫌いというかゲームに関してしっていないと理解不能。いまの小中学生が読んでもわかりませんがな、スーファミですもん。せめてファミコンをやった世代じゃないとなぁ。
俺もファミコン後期の世代なんで半分くらいのネタしかわかりませんでしたが、もうわかるネタでは笑えましたね。アトラクションにたけしの挑戦状があったり、それにゲームの映画化はめっちゃ笑いました、スーパーヴァンダミングアクション。
それにしてもPCエンジンてあんなに機種があったんですね、たくさんあったのは知ってましたが、よもやあそこまでとは。ダビスタのVerUPサイクルより早くハードがでてましたね。昔友達の家でPCエンジンを見てあこがれていたのが懐かしい。天外魔境カブキ伝とか。
セガの悲運の歴史もかいてありました。セガバンダイもあったし、マジで軽くセガはネタ化してますな、サミーとの合併で上手くいきますか。パチスロ部門がいいみたいですね、それってサミーやんってつっこみは無しの方向で・・・。
ともあれ作者のマツダ氏のゲームへのいろいろな意味での愛が伝わってきます、端的にはセガへの愛か(笑)
漫画的にも落とすとこは落としてあるし、キャラも各種そろって磐石の布陣ですね。あとは初期設定を生かしきれてないだけかなぁ、ゲーム天使やら悪魔って設定が別にそうでなくても良い感じですからね。仕事してないですよ、皆さん。絵もシンプルな太めの線で可愛く描けてますしね〜、好きな絵柄です。
こういうジャンルが好きでギャグ漫画が好きならご一読を。
書き下ろしも多く、マツダ氏もキャラたちを気に入ってるみたいだし続刊期待できるかなぁ。同人誌のほうで出るんでしょうかねぇ。
出版社が今ノッてる宙出版なんで期待してます。


そうそう、マツダ氏ご本人様のサイトで試し読みができるみたいです。
そのほかの漫画も読めるみたいです。
マツダ氏のサイト:http://www2.ktarn.or.jp/~matsuda3/